新聞奨学生に関する記事を9記事書いてきました。
読んでいただけた方には新聞奨学生がどんなものかご理解いただけたと思います。
過酷さもありますが、卒業したあとは学費ローンの返済も無く社会人として歩んでいけます。
手取りの低い新入社員だと毎月の学費ローン返済額は結構大きいですからね。
学費で借りたローンが払えない人がいると前にニュースで見ました。
支払いが滞ると本当に欲しい物ができたときに銀行からお金が借りられなくなるので返済は必ず行ってください。
本題ですが、新聞奨学生のメイン仕事は配達ですよね。
毎日新聞を配りながら同じ地域をぐるぐるしてると街ではいろんなことが起きてます。
事件と呼べるほどではないですが、珍事件として今回は取り上げていきます。
先ほども書きましたが、以前から書いている新聞奨学生の記事。
合わせて読んでみてください。
新聞配達中にあった珍事件
新聞配達中は周りを見渡すと結構面白いですよ。
配達なのでどうしても路地裏とかに入ることがあります。
場所によっては危険かもしれません。
薄暗くて結構怖いです。
自分が経験した珍事件を何個か書いていきます。
深夜の商店街でど真ん中に寝ているサラリーマン
やったことがない人も想像できるシーンだと思います。
自分が配達していた区域は最寄駅から歩いて30分はかかる小さな商店街。
そんな商店街の真ん中で中年サラリーマンが倒れていました。
助けようとしたらアルコールの匂いがすごい。
周りにはカバンの中身がぶちまけられていたのでとりあえず交番に連絡。
状況を説明して警察の方にサラリーマンを起こしてもらうがなんと!
財布に入っていたお金が無くなっているとのこと。
善意で助けたのに周りに疑われるという災難に遭いました。
後日、サラリーマンから連絡が来てキャバクラで使い果たしたであろう領収書がカバンの奥から出てきたとのこと。
誤解が解けて安心しましたがなかなか怖い体験をしました。
まだ純粋だったので誤解が解けずに事が進んだらどうしようと不安になってましたね。
何人も酔っ払いを助けたことありますが、この体験は初めてでした。
配達中にタクシー運転手から突っ込まれる
これは配達中に起きた出来事です。
会社に配達するときは玄関が遠いので、一度バイクを道路端に止めて歩いてポストに向かいます。
夜中にすごい音がしたのでバイクに駆け足で戻るとタクシーに突っ込まれていました。
エンジンはつけていたのでバイクのランプは光っていました。
それが街灯のあかりだと思ったらしくUターンしようとバックしたらぶつかったとのこと。
幸い怪我人は出なかったもののバイクは横転して新聞がぐちゃぐちゃになり、タクシーのテールランプが粉々になってました。
運転手さんの点数がもう無いらしく、娘も大学生でお金がかかる時期だから見逃してくれと言われました。
自分も配達の時間が迫っていたのと、新しい新聞を一度取りに帰って広告入れ直さないといけなくなりパニックになってました。
すぐに交番に駆け込めばよかったのですが、パニックになっていたのでその判断ができず、連絡先だけ聞いて配達を再開することにしました。
配達が無事完了した後に所長に報告したらまずは怪我の心配。
無事と分かった途端、怒鳴られました。
初めてあんなに怒られたので、びっくりしましたが時間が経つに連れ、心配してくれたんだと思うようになり嬉しくなりました。
すぐにタクシー運転手に連絡するも繋がらないので現場に向かいます。
するとテールランプの破片を掃除していました。
所長が怒鳴り込むと、「学生だったのでそのまま逃げ切れそうだったから証拠隠滅しにきた」とのこと。
警察に電話しようとしたとこ、2万円の入った封筒を出してこれで勘弁しくれと言われて所長がブチギレてました。
自分は学校があったのでその場を離れましたが、結局情が入ったのか警察には届けなかったとのこと。
深く反省していたので許したと言ってました。
自分が怪我したわけでも無かったので警察沙汰にならずよかったです。
早朝のの新聞配達は何があるかわからないので注意してくださいね。
本当に危険が多いです。
まとめ
今回は二つしか書きませんでしたが、いかがでしたか。
まだまだ珍事件たくさんありますが長くなるので全部は紹介できません。
また今度紹介させていただきます。
他の新聞奨学生もいろんな経験をしているので、学校で集まって話すと新聞配達あるあるなど盛り上がりますよ。
友達作りには是非あるあるを活用してください。
事故って本当に多いのでこれからやろうと思ってる人は気をつけてくださいね。
人助けは大事なことですが、自分が疑われることのないように注意してください。
夜道は結構人が倒れていたり、寝ています。
危ないのですぐ交番の人に助けを求めましょう。
相手の心配もそうですが、自分の身の危険もあるので。
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